出席者がゆっくりくつろぐための椅子を入れるため、会議用テーブルは運び出されていた。しかし、ダークスーツに身を包んだ出席者たちは立ったままの方が良さそうだった。彼らは、ミニハンバーガー、寿司、ココナッツシュリンプなど、テーブル一杯に並べられたご馳走をつまみ、複数のオープンバーから運ばれた光輝くコップに入ったオーダーメイドカクテルを飲み干し、さらにGoogleのロゴの入った野球帽や名刺入れを手に入れた。パーティー会場全体を通して、決して混雑している印象はなかった(家で数字を記録している人々のために書いておくと、そのGoogleの新社屋の総面積は2万7000平方フィート(約2508平方m)だが、現在、5000平方フィート(約465平方m)分のスペースが文字通り空の状態になっている。ここは、将来採用する従業員のための予備のスペースだ。そしてこのスペースが、17日夜のパーティー会場として利用された)。
またパーティションで区切られた小さなスペースも紙製のランタンで飾り付けがされていた。これらのスペースは、バッジを付けたGoogleの従業員に個人的に案内してもらう以外は立ち入り禁止になっていた。また、このGoogleplex内のゲームルームでは、常に10人ほどの出席者がゲームを楽しんでいた。このスペースでは、卓球やテーブルサッカー、さらに音楽ゲーム「Rock Band」が楽しめる。
また、パーティー会場の至る場所に設置された任天堂のWii、MicrosoftのXboxなどゲーム機の周りにも多くの人が集まった。出席者たちはそこで、壁に投射されたYouTubeの映像やGoogle EarthなどのGoogle製品を実際に体験した。
私は東部標準時間午後8時30分頃にパーティー会場を後にしたが、その頃には出席者の数もかなり減っていた。仕出し係は、小さなアイスクリームコーンや、ブラウニーにアイスクリームをはさんだサンドイッチの残りを配り始めていた。またロビーのチェックインテーブルも解体されていた。しかし、パーティーは午後8時までに終了する予定だったが、出席者の中には、最新のGoogleplexで飲み物をちびちび飲みながら夜明けまで会話することに満足していると見られる人もいた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境