Salesforce.comは米国時間1月17日、同社のForce.comプラットフォームで開発されたアプリケーションを従来より低価格で利用する方法と、Eclipseベースの開発ツールの詳細について発表した。
現在、Salesforce.comのホステッド開発プラットフォームであるForce.comは、同プラットフォーム向けに開発されたアプリケーションを利用する場合、時間無制限でユーザー1人あたり月額50ドルの料金がかかる。
同社は、アプリケーションの費用をログイン毎に5ドルとし、1カ月のログイン回数を最大5回とするもう1つのオプションを追加した。同社のデベロッパーマーケティング部門でバイスプレジデントを務めるAdam Gross氏は、このオプションについて、休暇届を提出するためのプログラムなど頻繁には利用しないアプリケーション向けのものであると説明する。
Salesforce.comはまた、同社のEclipseベースの開発ツールのアップグレードについても発表した。同ツールは、ウェブアプリケーションのユーザーインターフェース部分を開発することを容易にするために設計されている。
プログラマーは、Forceコードをソースコード管理システムに保存することが可能になっている。さらに、開発中にアプリケーションをテストするためのサービスForce「Sandbox」も追加された。
Gross氏はこの開発プラットフォームの新しいコンポーネントについて、プログラマーにこれまで以上に洗練されたオンデマンドアプリケーション開発用のツールを提供するためのものである、と語った。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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