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アップルの「iTunes Movie Rentals」--競合への影響はいかに - (page 2)

文:Greg Sandoval(CNET News.com) 翻訳校正:大熊あつ子、小林理子2008年01月16日 20時48分
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 しかし、映画のレンタルサービスの未来像について考えると、ボタン1つ押すだけでどの映画にでもアクセスできる方式になるだろうと思われる。これを実現しているところは、現在のところまだない。だが、消費者を即座に満足させるサービスを提供するという点では、Appleが、Netflixを一気に追い越した。

 とはいえ、オンラインのレンタルビジネスは、全体としてまだ不備な点が多い。技術的な問題もあるし、映画会社による面倒な制約の問題もある。

 インターネットで映画を送信する場合、特にHD画質で大容量のファイルとなると、何時間もかかることがあるのはよく知られている。また、視聴している最中に映像が止まったり、ぎこちない動きになったりすることも多い。

 Appleと競合する存在に、Microsoftの「Xbox」がある。Microsoftは2007年11月、インターネットに接続した「Xbox 360」に映画やテレビ番組をダウンロードして保存できるようにした。しかし、一部のユーザーから映画のダウンロードの時間がかかり過ぎるとして苦情が出ている。そうした中、Appleのファンが期待を寄せているのは、Appleがどのような視聴体験を提供してくれるかということだ。

 Appleのサービスでユーザーが不満に思う可能性の高いのが、視聴期限だ。だがMcQuivey氏によると、これはAppleの責任ではないという。

 視聴に期限が設けられているのは、映画会社がつけた条件によるもので、映画会社は消費者のハードディスクにあまり長く映画が保存されるのを好まないためだと、McQuivey氏は説明する。

 「映画会社が懸念しているのは、これによって人々がWal-Martなどの小売店でDVDを買わなくなるのではないかということだ。DVD市場の売り上げ規模は、年間230億ドルに達する。これは劇場の興行収入の2倍の額だ。映画会社はできるかぎりこれを脅かしたくないのだ。少なくとも今のところは」と、McQuivey氏は述べた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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