入札予定者は準備を怠りなく。NetSuiteは米国時間12月10日に長らく待望されていた新規株式公開(IPO)のオークションを開始した。今回のIPOで同社は9900万ドル以上の調達を見込んでいる。
NetSuiteのIPOは4つのプロセスからなり、その最初に当たる今回のオークションは早ければ19日の市場が引けた時点で終了する予定である。
Oracleの最高経営責任者(CEO)として有名なLarry Ellison氏が出資しているオンデマンドアプリケーション企業のNetSuiteは、次に入札情報を使用して最終的な売出価格を設定する。この価格によって株式を購入できる入札者が決定される。
例えば、ある入札者は1株8ドルで100株、1株10ドルで100株、さらに1株15ドルで100株購入したいとすると、NetSuiteの売出価格が1株10ドルに設定された場合、この入札者は最終的に2500ドルで200株を購入できる可能性がある。
NetSuiteは先週、価格帯を13〜16ドルに設定したが、最後には入札状況によって最終的な売出価格がこの範囲を上回ったり下回ったりする可能性ももちろんある。
13ドルの方はいらっしゃいませんか。それでは14ドルの方はいらっしゃいませんか。今度は15ドルの方はいらっしゃいませんか。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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