やはりソニーのモニタヘッドホン「MDR-CD900ST」の系譜を引いているのだろう。 シンバル、ギターのストロークなどもとてもリアルで実体がある音なのだ。音場を過度に表現するタイプではない。音そのものが迫ってくる音質のヘッドホンだ。
実売でも約3万円と、エントリークラスのウォークマンよりもヘッドフォンの方が高い計算となる。しかし、忙しい日常を考えると、音楽に一番集中できるのは通勤通学時という人も多いだろう。そんな人なら、往路50円、復路50円。1年間でヘッドホンの元は取れる。一杯の缶コーヒーよりも安く、現代最高峰のインナーイヤフォンで贅沢なハイファイサウンドを楽しめる。そう思えば安い買い物かもしれない。
あまりに正確にモニタしてくれるため、貧弱な音楽やノイズはスグ分かる。このヘッドホンを使うなら、ぜひともいい音源を集めて、充実したデジタルプレーヤーライフを送ることをオススメする。
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