[レビュー]ソニーが放ったヘッドフォンの決定打--超大口径16mm搭載の「MDR-EX700SL」 - (page 3)

堀江大輔(D☆FUNK)2007年12月10日 19時41分
ソニー
内容:人気のインナーイヤータイプのヘッドフォンに、決定打とも言える製品が登場した。ソニーの「MDR-EX700SL」は、大口径16mmユニットを内蔵し、よりクリアで解像感のある音質が楽しめるハイエンドヘッドフォンだ。

いい音源を集めて聴きたい贅沢なハイファイサウンド

 やはりソニーのモニタヘッドホン「MDR-CD900ST」の系譜を引いているのだろう。 シンバル、ギターのストロークなどもとてもリアルで実体がある音なのだ。音場を過度に表現するタイプではない。音そのものが迫ってくる音質のヘッドホンだ。

  • 今までにない大口径ユニットで、迫力の再生音を実現する

 実売でも約3万円と、エントリークラスのウォークマンよりもヘッドフォンの方が高い計算となる。しかし、忙しい日常を考えると、音楽に一番集中できるのは通勤通学時という人も多いだろう。そんな人なら、往路50円、復路50円。1年間でヘッドホンの元は取れる。一杯の缶コーヒーよりも安く、現代最高峰のインナーイヤフォンで贅沢なハイファイサウンドを楽しめる。そう思えば安い買い物かもしれない。

 あまりに正確にモニタしてくれるため、貧弱な音楽やノイズはスグ分かる。このヘッドホンを使うなら、ぜひともいい音源を集めて、充実したデジタルプレーヤーライフを送ることをオススメする。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]