フェイスの子会社で電子マネーの発行と販売、電子決済サービスの提供を主事業とするウェブマネーは12月6日、新興市場「NEO」の第2号銘柄として上場した。予想通り人気が高く、終日買い気配を切り上げていき、結局初値が付かなかった。大引けは公開価格10万円に対して3倍の30万円の買い気配で終わった。
なお、11月13日にジャスダック証券取引所NEOに第1号として上場したユビキタスも、人気で初日に初値は付いていない。
ウェブマネーが発行するサーバ管理型電子マネー「WebMoney」は、オンラインゲームや音楽配信、映像配信などデジタルコンテンツの配信サービス、また食品や衣料品などの物販販売などECでの決済機能を持つ。
サーバ管理型電子マネーとは、残高情報がインターネット等のネットワークに接続されたサーバ上で記録・保存される電子マネーであり、特定の媒体に依存せず専用機器も不要といった特徴を持つもの。
同社では、WebMoneyを利用できるECの加盟店を増やし、また複数のECサイトで共通で利用できる機能を提供するなど利便性を高め、利用者数の拡大を図っている。証券コードは2167。
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