レンタルソフト事業者や映像ソフトメーカー、機器メーカーなど22社は12月4日、次世代DVD規格の「Blu-ray」を採用したビデオソフトのレンタルの推進について共同研究や意見交換を行い、具体的に検討することを目的に、「Blu-rayレンタル研究会」を設立したと発表した。
参加するのは、アペックス、カジ・コーポレーション、ゲオ、TSUTAYAなどのレンタルソフト事業者17社と、Blu-rayソフトを販売するウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメント、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、20世紀 フォックス ホームエンターテイメント ジャパンの映像コンテンツ事業者3社、ソニーと松下電器産業の機器メーカー2社の合計22社。
活動の第1弾として、研究会に参加するレンタルソフト事業者17社のうち、ゲオなど13社のレンタルビデオ店26店舗で、12月5日から08年2月29日まで、「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」や「レミーのおいしいレストラン」など最新Blu-rayソフト15タイトルの貸し出しを実施。さらに、さまざまな調査を行い、テストレンタルを通じて得られた利用データを分析し、今後のBlu-rayの普及活動に活用する。なお、レンタルビデオ店での Blu-rayソフトの貸し出しは、今回が国内初の試み。
また、レンタルソフト事業者や映像ソフトメーカー、機器メーカーが一体となって共同研究や意見交換を行うBlu-rayレンタル研究会の活動を通じて、消費者がより多くのBlu-rayソフトを楽しめる環境を整備するほか、Blu-ray対応機器の家庭への普及を進める。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス