Googleは米国時間12月4日、「Gmail」と「Google Talk」のユーザーが、Gmailのインターフェースから「AOL Instant Messenger(AIM)」のユーザーとチャットを楽しむことができるようになったと発表した。英語圏のユーザーは同日中に利用できるようになる見通し。今回の新機能を使うことで、Googleのユーザーとチャットをした後、別のチャットクライアントを使用することなくAIMユーザーとシームレスにネット上での会話を始められるという。
今回の機能は、先週から始まった「Google Chat」のグループチャット機能と顔文字のアップグレードに続くもの。1対1のチャット、そして、より重要度を増した顔文字などは利用できる。それ以外にAIMが持つ補助的な機能については、フルバージョンのAIMクライアントを使う必要がある。
Googleは、将来Gmailが「ICQ」など他のチャットプロトコルと融合する可能性について、コメントを避けている。Google広報担当のJason Freidenfelds氏は、「Googleが他のチャットプログラムとの提携を検討しているかどうかについてはコメントできない」とだけ語った。
Googleが3日夜発表した新たな機能は他にもある。その1つがタブに色を付ける、というものだ。従来、Better Gmailのようなプラグインを使用することでしか利用できなかったこの機能は、ユーザーが簡単に識別できるようラベルに色を付けるというもの。Labelsパネルでラベル横の四角形をクリックすると、色を指定するためのドロップダウンメニューが表示される。好みの色を選択すると、メールのラベル名が鮮やかな色に変わり、メールリストの外観が一変する仕組みだ。
ラベル付けされたメールの識別が簡単になる以外に、ラベル付けされたメールをクリックすることで、同じラベルが付いたメールをすべて検索したり、メールの件名の横にあるボタンからラベルの削除が可能になったりもしている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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