しかし、他の企業が後に続いてLTEネットワークを配備した場合、Qualcommの将来の事業にとって打撃となる可能性がある。Sprintの4G(第4世代)計画は依然として不明である。当初の発表では、WiMaxテクノロジを自社の4Gネットワークに利用するということだったが、CEOのGary Forsee氏の解任後、同社は計画を再検討している。
LTEネットワークでは、ピーク速度(現実にはほとんど到達することはない)で100Mbpsという驚異的な速度でデータをダウンロードできる。ちなみに、現在のVerizonのネットワークで採用されている3G(第3世代)のEV-DO接続のピーク速度では1Mbps前後、家庭で使われているDSL接続では1.5Mbpsである。
Verizonは、今回の決定を発表したプレスリリースで、LTEは携帯電話だけのものではないと述べている。「家電メーカーは将来の製品にワイヤレス機能を組み込みたいと考えていることから、話し合いは、LG、Samsung、Motorola、Nokia、Sony Ericssonなどの従来の携帯電話メーカーの枠を超えて、その他の機器メーカーにも広がっている」
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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