人の心は、彼らが若くて感受性の強いうちにつかんでおこう。
このような考えから、Googleは米国時間11月28日、大学進学前の学生にもオープンソースプログラミングに興味をもってもらおうと、Google Highly Open Participation Contestという名称のコンテストを発表した。コンテストでは、プログラミングだけでなく、ドキュメンテーション、品質保証(QA)、翻訳、ユーザーインターフェースに関連した作業も行うとGoogleは述べる。
作業を提供するのは、Apache Software Foundation、GNOME、Joomla、Monoなど、さまざまなオープンソース関連の組織。Googleは声明で「参加する学生が、こうした取り組みやほかのオープンソースプロジェクトに対し、将来にわたって長期的に支援することになることを望んでいる」と述べている。
プログラマーの卵たちをプロプライエタリソフトウェアの概念に引き込むためのコンテストはさすがに見かけないが、プログラマー希望者を対象としたこういう取り組みは業界で珍しくない。Microsoftもプログラマーたちとの関わりを懸命に保ちながら、Windows OSを中心とした強力なビジネスを築いてきた。
Google Code Blogの投稿によるとコンテストでは、現金、Tシャツ、Google訪問の特典が振舞われるという。応募するには13歳以上の学生である必要がある。
Googleはまた、3年前から大学生を対象にSummer of Codeプログラムを展開している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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