Googleは、2005年より夏恒例となった学生向けの開発プロジェクト「Google Summer of Code」を2007年も開催する。
このプロジェクトは、学生がオープンソースやフリーソフトウェアのプロジェクトに実際に参加し、開発に関わるというもの。2006年のGoogle Summer of Codeには、90カ国から630人の学生が参加し、学生を指導するオープンソース団体としては、Ubuntu、Eclipse、Joomla!、Dojoなど102団体が参加した。
Googleでは、学生のサポートを希望するオープンソース団体の募集を3月6日より開始した。申し込みの締め切りは3月12日。団体の申し込みを締め切ったあと、3月14日から24日まで学生の参加申し込みを受け付ける。実際のコーディングは5月28日から8月20日までを予定している。
Googleは各プロジェクトを評価し、成功したプロジェクトを開発した学生と、学生を指導したオープンソース関係の組織に、合計数万ドルを提供する。
Google Summer of Codeは、夏休み中の学生が技術分野で意義のあるプロジェクトに参加できる機会を増やすことと、オープンソース界の成長と活性化をサポートする目的で行われている。Googleでは、「プログラミングに興味を持つ学生が、オープンソースの世界にいるさまざまなエンジニア達と一緒にプロジェクトを進めることができる良い機会だ」としている。
Google Summer of Codeの詳細は、Googleのホームページ上にて確認できる。
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