マイクロアド、行動ターゲティング広告を開始--クリック課金型を採用し差別化

 サイバーエージェントの連結子会社であるマイクロアドは11月27日、クリック課金型の行動ターゲティング広告商品「MicroAd行動ターゲティング」の提供を開始した。

 行動ターゲティング広告とは、インターネットユーザーの個々のウェブ行動履歴をもとに、興味や行動特性を類推し、個々にとって最適な広告を配信する手法。

 今回提供を開始するMicroAd行動ターゲティングでは、インプレッション課金型の商品が主流の中、クリック課金型を採用し、より効率的に広告効果を出す商品として差別化を図るとしている。

 ユーザーの閲覧履歴や検索ワード、クリックした広告などを元にユーザーの志向を捉え、それに基づき最適な広告を配信するため、クリック率(CTR)などの広告効果を高めることができるという。

 また、ブログを中心としたマイクロアドの提携メディアに対して、効果の高い広告を配信することで、広告枠の価値を高め、収益化に貢献するとしている。

 「不動産」「証券」「美容」など10業種のメニューを揃え、半年間で約100社の導入を目指す。

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