自動車専門のSNSとオンライン中古車オークションを組み合わせたサイト「トロイカ」を運営するトロイカと、インターネットを利用した口コミのガソリン情報サイト「ガソリン価格比較サイト gogo.gs」を運営するゴーゴーラボは11月27日、業務提携したと発表した。それぞれのサイトの強みを生かし、情報共有を行いながら両サイトの利便性の向上を図る。
トロイカは、SNSを通じて売り手と買い手が整備状況まで含めた中古車情報を得られるのが特徴。運営するトロイカは全国の整備工場との提携を進めており、中古車販売の際にも全般的にサポートする。
一方のgogo.gsは、ユーザーの投稿により、全国のガソリンスタンドのガソリン価格情報を提供する。
今回の提携では、トロイカが持つ自動車関連のショップ情報と、ゴーゴーラボが持つガソリン価格の口コミ情報をマッチングさせ、両社の情報をより充実させるのが狙い。また、表示アイコンを統一することで将来的な情報共有をしやすくする。
具体的には、トロイカがgogo.gsに車両車種のマスターデータを提供し、gogo.gsでマイカー情報の登録をしやすくする。また、トロイカがガソリンスタンドに対して行う有料出店営業を通じて得る車検価格やオイル交換価格、整備価格、洗車価格、タイヤ価格などの情報をgogo.gsに提供する。
一方、ゴーゴーラボからは、gogo.gsに投稿された全国のガソリンスタンドのガソリン価格情報をトロイカに提供する。
また、ゴーゴーラボが11月21日に開始した「gogo.navi」の地図上で得られる利用者からの投稿情報と、トロイカ内のショップ情報の重複業種(洗車場、駐車場)に関しては、将来的に情報を共有するために地図上の表示アイコンを統一し、双方向性の実現を図る予定だという。
さらに、広告枠の一部を両サイト共同で展開し、広告主に対してより高い効果を与えることを狙う。
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