GoogleとYahooにとって「iGoogle」や「Yahoo Mail」は、両社のソーシャルネットワーキング計画の中核部分になる可能性があると、The New York Timesが報じている。
Saul Hansell氏はブログ記事への投稿で、「ウェブベースの電子メールシステムには、Facebookがソーシャルグラフ(人と人とのつながりを指す)と呼ぶ機能の大部分がすでに含まれている」と述べている。「YahooとGoogleは自分たちがこうした情報を持っていることを分かっていて、人々をつなげる独自のサービスを構築するために利用することができる」(Hansell氏)
Hansell氏は、Google幹部数人からこうした計画の話を聞いたと述べる。GoogleのOpenSocialプロジェクトを指揮しているJoe Kraus氏は、「われわれは、iGoogleがよりソーシャルになる可能性があると思っている」と述べる。
一方のYahooでは、通信とコミュニティーを担当するシニアバイスプレジデントであるBrad Garlinghouse氏が、同社では「Inbox 2.0」に取り組んでいると述べる。これは、友人からのメッセージを知らない人からのメッセージに優先して表示するという機能。Yahoo Mailはまた、友人について、誕生日などより多くの情報を表示する拡張も計画しているという。
もし、これが両社の取り組んでいるソーシャルなのであれば、どうして、両社はMashやKickstart、Orkutのようなソーシャルネットワーキングサービスを試みているのだろうか。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス