大手ネットワーキング企業であるCisco Systemsが、新しいテクノロジビジネスのアイデアを発見する世界的なコンテストを立ち上げた。
このコンテスト「I-Prize」では、コラボレーションツールの利用に力を注ぐとともに、Ciscoが今後5〜7年を通して少なくとも10億ドルは利益を上げることのできるようなIPベースのイノベーションを発見することを狙っている。このコンテストは米国時間10月31日、同社がインドのバンガロールに設立する施設の開設式典で発表された。
CiscoのEmerging Markets Technology Group担当バイスプレジデントであるMarthin De Beer氏は、「発明家や起業家がベンチャーキャピタルや資金を獲得する手段にアクセスすることのできない世界がまだ多く存在する。しかし、そうした人たちだって素晴らしいアイデアを持っている」と述べ、「われわれはこうした発明家たちに自分たちの夢を形にするための発表の場や手段を与えたい」と語った。
コンテストの受賞チームは、新しい新興テクノロジビジネスユニットの創設者としてCiscoに雇用される機会を与えられるという。Ciscoはその新しいユニットに最大で1000万ドルを資金提供する。コンテストの後半戦に進出したチームは、同社の複数のコラボレーションツールを活用する機会が与えられるという。
18歳以上で、参加者本人およびその家族がCiscoの従業員ではないことが参加条件となっている。コンテストの詳細はCisco I-Prizeのウェブサイトで確認することができる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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