RSS広告社とサンブリッジは10月31日、個人向けおよび法人向けにRSSフィード効果測定サービスを共同開発し、サンブリッジが運営する情報共有サービス「modiphi.com」に統合して提供開始した。
これによりmodiphi.comは、RSSフィードの編集・生成機能、RSSフィードの閲覧機能に加えて、効果測定機能も備えた。ユーザーはmodiphi.comによって生成されたRSSフィードの購読者数(RSSリーダーへの登録数)、アクティブユーザー(実際の読者数)、読者が利用しているRSSリーダー種別を無料で解析できる。
modiphi.comのエグゼクティブ・プロデューサー小川氏は、「目に見えないフィードの効果を可視化して、ユーザーのモチベーションをあげたい」と述べる。RSS広告社が収集したデータによれば、RSSフィードを読むためのリーダーの種類は1111種類にも上り、ブラウザに比べて圧倒的に多いという。ブログのアクセス解析だけでは読者の動向は掴めなくなってきており、RSSフィードを読み書きするユーザーをさらに増やしたいという考えがサンブリッジとRSS広告社の間で一致した。
今回modiphi.comに追加された効果測定サービスは従来、RSS広告社が企業向けに提供していた「Feed Metrix」から、広告のインプレッション数やクリック数といった指標を省いたものだ。RSSフィードの効果測定を無料で提供しているサービスとしてはFeedBurnerが有名だが、modiphi.comとFeed Metrixの統合によるメリットはRSSフィードのエディタ機能から閲覧、レポートまで一貫したサービスを提供できる点だとしている。
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