次世代エネルギーを活用したクルマたち--東京モーターショー2007 - (page 2)

 ホンダの燃料電池車「FCX CONCEPT」が進化し、展示された車両は実際に走行する仕上がりだという。燃料電池は水素によって発電し、モーターを回す。電気自動車との違いは、電池か水素による発電機かの違い。重い充電池がなく、充電ではなく液体を充填するため燃料補充が楽な一面があるという。

ホンダの燃料電池車「FCX CONCEPT」 ホンダの燃料電池車「FCX CONCEPT」

 ただ、燃料電池車については、燃料の調達などといった課題が多く、電気自動車などに比べると普及までに時間がかかることが明らかだ。

ホンダが参考展示した家庭用の水素ステーション ホンダが参考展示した家庭用の水素ステーション

 一方でボルボは、エンジンで必要なときに発電機を回して充電する電気自動車「C30 Rechargeコンセプト」を展示した。実現には技術的課題よりも、走行後に余った電気や、クルマを電灯線につなぐことによる電灯線内の電気の平滑作用をもとに電力会社との協力関係を築くことが第一だと言える。

ボルボ「C30 Rechargeコンセプト」 ボルボ「C30 Rechargeコンセプト」

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]