キーウォーカーは10月17日、自社で開発する自然文意味解析技術をベースにした次世代検索エンジン「Keywalker検索」のアルファ版を公開した。
Keywalker検索は、ベースとなる検索部分にはヤフーの「Yahoo!検索Webサービス」を利用している。検索を実行した際、ヤフーの検索エンジンでの検索結果が表示されるが、その表示された文言の意味を独自技術で解析。検索したキーワードを分類して何に関連するものかを提示する。
たとえば、「カレー」というキーワードで検索を行った場合、検索結果として表示された内容のうちカレーの「店舗」や「商品」といったように分類して表示できる。また、ユーザーの行動履歴をもとに、ユーザーが探して入るであろう検索結果を大文字で表示する「リコメンド機能」も今後実装する予定。
さらに、検索キーワードの冒頭に「man;」とつけて人物を検索する、もしくは「food;」とつけて飲食物を検索することで人物や飲食物に関する詳細な分類が可能になる。たとえば人物であれば、出身や職業、誕生日や関連する映画やドラマなどを表示する。
なお、ヤフーのWebサービスを利用して検索結果を表示し、表示された文章をリアルタイムで自然文の解析を行うため画面表示までの処理に多少の時間を必要とする。キーウォーカーでは「現在はあくまで技術を紹介するためのアルファ版サイトという位置づけ。今後はポータルの検索をはじめ各種サービスと連携すること目指す」としている。
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