Oracleは米国時間10月16日に、同社の「Critical Patch Update」でソフトウェアの欠陥を修正する51件のパッチをリリースする予定だ。
これらの欠陥は多くのOracle製品が対象となっている。また、今回のアップデートで対処される一部の脆弱性は複数の製品に該当する。
パッチには「Oracle Database」の27件の脆弱性に対する修正が含まれ、そのうち5件は認証なしでリモートから悪用される可能性がある。
Oracleでは現在CVSS(Common Vulnerability Scoring System)のバージョン2を使用して欠陥の深刻度を評価している。以前はCVSSバージョン1を使用していた。
今回のパッチの対象となるOracleの欠陥のうち深刻度が最も高いのはCVSSバージョン2のスコアで6.8である。Oracle Databaseの最も深刻な欠陥は6.5と評価されている。
「Oracle Application Server」では11件のセキュリティ修正が施される。これらの脆弱性のうち7件は認証なしでリモートから悪用される可能性があるとOracleは声明で述べている。
「Oracle E-Business Suite」「Oracle Enterprise Manager」および「Oracle PeopleSoft Enterprise」の各製品にもパッチが適用される。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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