レノボ・ジャパンは10月10日、インテルのvProテクノロジーを搭載したデスクトップPC「ThinkCentre M57p Small」および、小型ながら優れた静音性を実現したデスクトップPC「ThinkCentre A61e Ultra Small」の販売を開始した。
ThinkCentre M57p Smallは、インテルのvProテクノロジーを搭載することで管理性を大幅に高めた、大規模企業の固有のニーズに応えるデスクトップPCだ。インテルの「Active Management Technology 3.0」が、PCの電源オフ時およびOSやHDDが機能していない場合でもリモート管理を実現。最新のWeb Services Management(WS-MAN標準)および、Distribution Management Task Force(DMTF)のDASHもサポートしている。
また「Rescue and Recovery」によって10分以内にデータを復元し、ウィルス感染などのソフトウェア障害から回復させることも可能だ。そのほか、幅広いグラフィックカードへの対応、I/Oポート無効化を含む数々のセキュリティ機能、TPM1.2セキュリティチップ、Computraceソフトウェアのサポート、といった特徴がある。
ラインアップはCPUやメモリ、HDDなど仕様が異なる4モデルを用意。価格は税込12万9150円〜17万5350円となっている。
ThinkCentre A61e Ultra Smallは、設置面積がB5サイズのノートPCと同等のコンパクト設計ながら、高い静音性を実現したデスクトップPCだ。電力効率も85%と優れており、従来の同等モデルと比べて年間最大27%の電力コスト削減を実現するという。
本体は最大90%まで再利用やリサイクルができる材料を採用すると同時に、パッケージングについても90%がリサイクル可能。これにより、同社で初めて「EPEAT(Electronic Products Environmental Assessment Tool: 電子製品環境アセスメント・ツール)」の最高ランクとなる「GOLD」に認定されている。ラインアップは仕様の異なる4種類のモデルが用意されており、価格は税込6万4050円〜10万8150円となっている。
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