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「Windows Vista SP1」のベータ版入手--特出した機能はなし - (page 2)

文:Robert Vamosi(Special to CNET News.com) 翻訳校正:編集部2007年10月04日 10時18分
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 Microsoftが主張する2つめの機能は、新しいハードウェアと規格のサポートである。Windows Vista SP1は、Intelが提唱する、ソフトウェアやOS、ファームウェア間のインターフェースExtensible Firmware Interface(EFI)と、将来的にはデフラグメンテーションを不要とするかもしれないMicrosoftの新しいファイルシステムであるExtended File Allocation Table(exFAT)をサポートする予定である。

 McKiernan氏は、その他のWindows Vista SP1の変更予定を以下のように分類した。

セキュリティの改善:これは、デスクトップユーザーの気づかないところで行われる改善だ。Microsoftは、サードパーティーのセキュリティベンダーが自社製品の状態について「Windows Security Center」と通信する手段を増やすという内部的な変更を加える予定である。x64ビットのエディションでは、サードパーティのセキュリティベンダーは、2006年夏の論争の源となったカーネルパッチ保護機能にアクセス可能となる。「Windows Pseudo-Random Number Generator」にはElliptical Curve Cryptography(ECC)が追加される。BitLockerには、Trusted Platform Module(TPM)にUSBデバイスに格納されたStartupキーを組み合わせた多要素認証が追加される。つまり、スタートアップキーが利用しようとするハードウェアと適合しなければ、利用できないことになる。

信頼性の改善:Microsoftは、ユーザーから報告されたWindows Vistaのクラッシュを解析しており、これに対する改善を加える予定である。特に、新しいグラフィックスカードやプリンタとの互換性が強化され、ノートPCにおける拡張ディスプレイ、ネットワーク関連のさまざまな状況、Windows XPからアップグレードしたシステム、およびWindows Vistaがスリープモードに入ったりスリープモードから再開したりした場合における信頼性が改善される。

性能の改善:Microsoftによると、SP1により、ファイルのコピーおよび抽出速度、ハイバネートとレジュームからアクティブになるまでの時間、「Internet Explorer 7」におけるCPU利用率、ノートPCにおけるCPU利用率など、性能の大きな改善が実現される予定であり、すなわちバッテリ消費が低減され、ネットワーク共有されたファイルを参照する際の時間が短縮されるという。

 上記のいずれもWindows Vista SP1を心待ちにするほどの機能ではない。自動アップデート機能をオンにしているユーザーは、その機能をオンにしていないか、または、SP1がリリースされたらWindows VistaにアップグレードするかWindows Vistaを購入しようと考えているユーザーよりも、Windows Vista SP1へのアップデート時間を著しく短縮することができるだろう。それがこのリリースに関するMicrosoftからのメッセージであるように思われる。つまり、利用すればするほど、Windows Vistaはよりよいものになるということだ。それならば今すぐ、利用を開始すればよいではないか、というメッセージである。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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