インターリンク(横山正代表取締役)は10月1日、3D仮想世界サービス「セカンドライフ」内で、社会福祉法人 共同募金会が行う「赤い羽根募金」を開始したと発表した。社会貢献活動の一環として行うもので、現実世界の募金活動期間に合わせて実施する。
「セカンドライフ」とはアメリカのリンデンラボ社が運営する3次元仮想世界サービスで、ネット上に「アバター」といわれるユーザーの分身を作り、仮想世界を冒険したり、人と交流したり、建物、商品などを購入できる。「赤い羽根募金」はインターリンクが運営する「八国山アイランド」の中で行う。
ユーザーは「セカンドライフ」内の通貨である「リンデンドル」を使って募金し、インターリンクは「セカンドライフ版赤い羽根」などさまざまなグッズを募金者にプレゼントする。集めた「リンデンドル」は日本円に換金し、通常の募金と同様、全額を中央共同募金会に寄付する。
「赤い羽根募金」は、共同募金の愛称で毎年10月1日から12月31日までの間、全国一斉に行われている。集まったお金はおもに、市町村社会福祉協議会が実施する在宅福祉サービス事業や、ボランティア育成事業、児童の事故防止などに利用される。
インターリンク=http://www.interlink.or.jp/
「八国山アイランド」=http://www.hachikokuyama.net/akaihane.html
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