デザインから見るデジタルプロダクツ--第10回:ソニー「Rolly SEP-10BT」 - (page 5)

インタビュー・文:木村早苗2007年10月05日 17時34分

想像を超えた使い方をユーザーにはしてほしい


-「Rolly」というネーミングはどこから?

大口 転がる「Rolling」と親しみやすさの「Friendly」を足した造語です。

--今後の展開としてどんな事を考えておられますか。

大口 次の展開は販売以降という感じですね。発表会で思った以上に多くの反応をいただいたことから、販売後に購入された方々が我々の想像を超える使い方をしてくれると期待しているんです。ですから、そうした意見をいただいてからになりそうです。

--デザイナーとして今後やってみたいデザインはありますか。

沢井 僕は開発メインで担当しているので、興味の対象も外装デザインとは少し違うところにあります。今は既存商品とアプローチの違う「使い勝手から考える商品」を考えているんです。例えば、テレビも見るために使うからテレビだけど、用途が変わればテレビではなくなるでしょ。漠然としていますが、もし成功すればイノベーティブなことになるんじゃないかと思いますね。

--今後が楽しみですね。ありがとうございました。

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