Googleを利用している米国人は、Googleの検索サイトへのアクセス時に問題に直面する確率が、ブラジル人の10倍にも上ることが、ある新しい調査で明らかになった。
2006年9月1日から2007年9月1日にかけて、32カ国におけるGoogleのアップタイムを計測した、スウェーデンのウェブサイトモニタリング会社Pingdomの調査によれば、ブラジルでのGoogle検索のダウンタイムはわずか3分だったのに対して、米国のそれは31分だったという。
Googleのダウンタイムが最も長かったのは、どこの国だっただろうか?不思議なことに、インターネットアクセシビリティでは非常に好記録を有するスウェーデンだ。スウェーデンでのGoogleのダウンタイムは、過去1年間で48分に達した。
Googleの各国ローカライズ版の検索サイト間で、なぜダウンタイムに相違が見られるのかに関する説明は何もないが、Google側の問題というよりは、各国のISPの問題である可能性がある。どの国のGoogleの検索サイトも、アップタイムは最低99.99%以上を記録しており、非常に良いパフォーマンスを維持している。
Pingdomは、ニュースリリースの中で「これまでインターネットインフラがそれほど整っていないと見られていた幾つかの国が、ダウンタイムの短さで上位に入っているのは興味深い。ブラジル、インド、タイ、メキシコが、その良い例である」と述べている。
Googleのスポークスウーマンにコメントを求めたところ、次のような回答が返ってきた。「当社は通常、サードパーティーが実施した市場調査に対してはコメントしない」
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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