シャープは9月26日、Blu-rayレコーダー「AQUOSブルーレイ」モデルに、3シリーズ計7機種の新製品を発表した。Blu-rayディスクレコーダーの「BD-AV1/AV10」が10月27日より、HDD&Blu-rayレコーダーの「BD-HDW20/15」が12月1日より発売される。各機種ともに価格はオープン。
シャープでは今回のBlu-rayレコーダー発表に合わせ、「2011年までに、すべてのビデオをAQUOSブルーレイに」とのキャッチコピーを掲出。家庭用テレビをブラウン管から薄型へと切り替えたように、ハイビジョンレコーダーの普及を促進する構えだ。
「ビデオのような簡単さ」をキーワードに開発された新機種は、録画、再生、予約の各種操作において「らくらく一発操作」を採用。「らくらく一発録画」は見ている番組を番組終了まで録画、「らくらく一発再生」は再生ボタンを押すだけで番組冒頭から再生がスタートなど、シンプル操作を追求している。
ハイビジョンレコーダーから搭載されている「AQUOSファミリンク」にも対応しており、液晶テレビ「AQUOS」や「AQUOSオーディオ」などとの連携操作も同梱のAQUOSファミリモコン1つで行える。
Blu-rayディスクの残量が目に見てわかるよう、全機種に「ディスクメーター」を完備し、ディスク残量を一発表示する機能も備える。
BD-AV1/AV10は、Blu-ray単体のレコーダーとなる。上位機種となるAV10は1層/2層式のBlu-rayディスクに、AV1は1層式のBlu-rayディスク録画に対応する。
両機種ともに録画対応ディスクは扱いやすさを考慮し、書き換えが可能なBD-RE(Ver.2.1)のみ。BD-R、DVD±R、RW、RAMディスクの再生は行えるが、録画には対応しない。
本体カラーはブラック、ホワイト、レッド、シルバー(AV10のみ)のカラーバリエーションを揃え、同社の液晶テレビ「AQUOS DS10」シリーズとのシステムアップも考慮されている。
BD-HDW20/HDW15は、Blu-rayレコーダーにHDDを内蔵したハイブリッドタイプだ。両機種ともに、BD-RE 1層/2層ディスクへ録画できるほか、内蔵HDD、BD-R 1層/2層、DVD-R/-RW/-R DL録画も行える。
地上、BS、110度CSデジタルは各2系統、地上アナログチューナー1系統を搭載し、2番組同時録画にも対応。HDDに録画したハイビジョン番組は、そのままの画質でBlu-rayディスクへとダビング(ムーブ)することが可能だ。
BDビデオはフィルム素材同様に24コマ/秒で再生する「1080/24p」映像出力対応、高速赤外線通信「IrSS」による「フォトシステム」も搭載する。
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