Appleは来週、記者発表をロンドンで開催するようだ。
Appleは現地時間9月18日開催の記者発表について招待状を送付したが、内容については明らかにしていない。招待状は「もはや隠しておくことはない」という言葉で終わっており、iPhoneの欧州販売についてAppleが計画を発表するのではと話題になっている。Appleは、iPhoneの欧州販売を2007年末までに開始したい、とこれまで述べていた。
The Times Onlineの報道によると、携帯事業者O2の最高経営責任者(CEO)であるPeter Erskine氏は、同社がiPhone販売を開始することについて、否定しているという。しかし、同氏は報道陣に対して、Appleが主張し、同社が現在AT&Tと実施しているiPhone通話料のシェアについて、携帯業界にとって有益と述べている。
これまでの報道では、O2が英国でのiPhone事業者となるといわれてきた。しかし、O2の関係者は13日、The Times Onlineへのコメントを控えている。また、The Financial Timesは、ドイツではT-Mobileを、フランスではOrangeをAppleが選んだことを報じている。しかし、来週のイベント内容が英国に限定されたものかは不明だ。
Appleの欧州進出は、同市場における携帯電話の質と量という条件において、興味深いものとなるだろう。iPhone初の3G対応版を生産することになる可能性が高く、また、より激しい競争と好みがうるさい顧客を相手にするという意味ではAppleにとって厳しい挑戦となる可能性も高い。Appleは、やはり他の米国携帯企業に先駆けて、2008年のアジア進出も計画している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」