ソニーは9月3日、年末商戦に向けて「VAIO」6シリーズ計34モデルを、9月8日より順次発売すると発表した。
今回発売されるのは、14.1型ワイド液晶搭載のプライベートノートPC「type C」8モデル、15.4型ワイド液晶搭載のホームノートPC「type F[FZシリーズ]」7モデル、映像編集に適した高性能デスクトップPC「type R master」7モデル、13.3型ワイド液晶搭載のモバイルノートPC「type S」8モデル、11.1型ワイド液晶搭載のモバイルノートPC「type T」1モデル、テレビと接続できる本体単品モデル「テレビサイドPC」3モデルで、6シリーズ計34モデルのラインアップとなる。なお、このラインアップ数は標準仕様(店頭販売)モデルだけでなく、VAIOオーナーメードモデルと法人向けカスタマイズモデルを含めたものだ。
type Cには、本体カラーとしてピュアホワイト、ブレイジングレッド、インディゴブルー、ラグジュアリーピンクの4種類が用意されている。筐体の縁には本体カラーを引き立てる「ルミナストリム」を採用、AV操作ボタンも装備され利便性が向上している。また、各操作に呼応するタッチパッド下部の「イルミネーションLED」、ディスプレイ上部に配置された高画質ウェブカメラも特徴だ。
type F[FZシリーズ]では、店頭販売モデル「VGN-FZ61B」にブルーレイディスクの映像ソフトなどを再生できるDVDスーパーマルチ/BD-ROM一体型ドライブを搭載している。また、全機種にインテルのCore 2 Duoを搭載、3モデルにNVIDIA GeForce 8400M GTを採用するなど、基本スペックの向上が図られている。
type R masterでは、全機種に4倍速ブルーレイディスクドライブを搭載。最上位モデルの「VGC-RM73UDL4」にはインテル Core 2 Quad Q6600を採用するほか、高度な静止画(RAW)編集が可能な「Adobe Photoshop Lightroom」、ブルーレイディスクへのオーサリング機能を追加した「Adobe Premiere Pro CS3」など、ソフトウェアも充実している。
そのほか、type Tの標準仕様(店頭販売)モデル「VGN-TZ71B」はCore 2 Duo U7500を搭載し、従来モデルから約37%のスタミナ向上を実現。テレビサイドPCには、録画した情報番組や番組で紹介された商品情報の一覧表示など検索が手軽に行なえる「カタログビュー」機能を採用している。
発売日はtype R masterが9月22日で、その他のシリーズについては9月8日を予定。標準仕様(店頭販売)モデルの市場推定価格については、type Cが15万5000円〜18万5000円前後、type F[FZシリーズ]が18万5000円〜25万円前後、type R masterが32万円〜58万円前後、type Sが20万円〜23万円前後、type Tが25万円前後、テレビサイドPCが13万円〜20万円前後となっている。なお、今回の新商品追加によりブルーレイディスク対応のVAIOは、全5シリーズ計17モデルに拡充される。
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