フォトレタッチ機能の充実も特筆に値する。
まず、明るさの調整項目が、'06の「明度」と「露出」から「レベル」と「露出」に変更されたほか、ホワイトポイントの指定機能(「色合い」の横のボタン)や、「ハイライト」「シャドウ」「ノイズを軽減」といった微調整項目が付加され、より意図に沿った調整が可能となった。
また、調整結果の補正値をコピー&ペーストできるようになり、同じ条件下で撮られた複数写真のレタッチが楽に行える点は、上位ソフトのAperture並みの機能性だ。
その一方で、一般ユーザーにとって使用頻度が高いと思われる「傾き補正」が調整ウィンドウ内からツールバー上に移動されて使いやすくなり、遊び感覚でも使える「エフェクト」機能も追加されるなど、初心者からハイアマチュアまでカバーできる能力を備えるに至った。
保存された写真の活用法に関しても、iPhotoは初代から熱心に取り組んできた。'08では、有償サービスのカレンダーとピクチャーブック、カードにおいて、フォーマットや製本形式のバラエティを増やしており、目的別のデザイン選択の幅が広がっている。 プリント機能に関しても、オンラインオーダーのものは従来どおりのオーソドックスな紙焼きだが、自宅のプリンタを使う場合にはカラーテクスチャやボーダーを付加でき、アクセントのあるプリントアウトが得られる点が目新しい。
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