iPhotoでは、扱える写真の枚数が5桁にも達していたため、それらの写真をすべてサムネール表示してしまうと、ライブラリから目的の写真を探す際のアクセス性が低下する傾向にあった。もちろん、データを吸い上げるたびにアルバムとしてきちんと分類していれば良いわけだが、つい放っておくと、後からの整理が大変だったわけだ。
新たに設けられたイベントとは、撮影日ごとに自動区分された写真のまとまりを意味している。設定により、撮影間隔が2時間もしくは8時間空いた場合や、週ごとのまとまりにすることも可能であり、自動的な区分に加えて、マニュアル操作での分割や統合もできる。
イベントごとに複数枚の写真を管理し、その内容をシンボリックに表すキー写真をイベントフォルダのサムネールとして割り当てることで、写真ライブラリははるかに管理しやすくなった。また、キー写真の上でマウスポインタを滑らせると、そこに含まれるサムネールが順次表示されるため、イベント内容のブラウズも簡単に行える点が特に便利だ。
同じく、大量の写真に対するアクセス性を高め、アルバムや印刷のための写真選択を容易にする工夫として、任意の写真を非表示にするモードが追加され、検索機能も強化された。
キーワード表示モードにすると、個々のイメージに対するキーワード入力を写真直下のスペースに直接行えるほか、検索語を入力する際のプリセット項目にも自動的に付加される。
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