logo

EarthLink、サンフランシスコ市とのWi-Fi契約解消を発表

文:Marguerite Reardon(CNET News.com) 翻訳校正:編集部2007年08月31日 16時03分
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

UPDATE 米大手インターネットサービスプロバイダー(ISP)のEarthLinkは米国時間8月29日、サンフランシスコ市との間で締結した、同市内で無料のWi-Fiサービスを構築する契約から手を引くことを発表した。

 EarthLinkはこの撤退の発表前日、全従業員のおよそ半数に当たる900人のレイオフを発表した。現在財務の立て直しを図っている同社は2007年夏以降、より良いビジネスモデルを見出すまで、新たな都市Wi-Fiネットワーク構築事業への投資を行わないと発表した。

 EarthLinkは当初、すでに契約を締結済みの都市に対する作業は履行するものと考えられていた。しかし、EarthLinkは、たとえ契約を締結済みであっても、まだネットワークの構築を開始していない都市との契約は取り消そうと考えているようだ。

 ヒューストン市は29日、EarthLinkが無線ネットワーク構築の最初の期限に間に合わなかった違約金として同市に500万ドルを支払うことに合意したと発表した。EarthLinkは9カ月以内に、ネットワークの構築を開始するか、あるいは契約全体を取り消す道を模索する必要がある。

 そして今回、同社はサンフランシスコとの契約を解消した。この契約は1月に承認されたが、サンフランシスコ管理委員会の最終承認を待っていた。

 EarthLinkは、1月に締結した契約に基づき、サンフランシスコに200万ドルを支払い、同市内でWi-Fiネットワークを構築、導入、運用する権利を取得するはずだった。このWi-FiサービスはGoogleの広告が表示され、サービスは無料で提供される予定だった。またEarthLinkは、月額20ドルで高速接続を利用できる有料サービスの提供も予定していた。

 サンフランシスコ管理委員会は2007年夏になってから、EarthLinkに対し、以下の3点について契約内容の変更を求めた。第1に、無料サービスの接続速度を500kbpsに引き上げること、第2に、契約期間を16年から8年に短縮すること、第3に、有料サービス向けのプライバシー保護機能を無料サービスでも利用可能にすること。

-PR-企画特集