「iPhone」が発売され、「iMac」が刷新された。そうなれば、次は新しい「iPod」の番だろう。
Appleが開発中だとも、そうでないとも言われる新型iPodについては、ここ数日間にさまざまな報道があった。Appleは「iPod Shuffle」シリーズへの新色追加以外、2007年には従来のiPodに何の変更も加えてこなかった。だが、そこに動きが見えてきた。
AppleInsiderは匿名による複数の情報筋の話を引用し、Appleが9月にMac OS XベースのiPodをリリースする予定だと報じている。この説は以前にも浮上したことがあり、電話機能がないだけでiPhoneとほとんど同じ外観のiPodをAppleが発表する予定だと多くの人が考えている。
AppleInsiderによると、これらの新しいiPodはiPhoneとほぼ同様の機能を搭載しながら、見慣れたクリックホイール型インターフェースを残しているという。同サイトによると、計画されているのは「iPod nano」の新モデルが2機種、iPodの新モデルが2機種の計4モデルで、そのすべてがMac OSの派生バージョンで動作するという。
AppleがMac OSのiPhone対応や、10月にリリース予定のLeopardにも搭載されるであろう追加機能開発の作業に費やした時間を考えれば、同社がMac OS Xに対応したiPodのリリースを考えるのは理にかなうように思える。また、電話機能を除いたiPhoneであれば、ワイド画面や、横画面表示で映画やテレビを鑑賞できる機能を搭載した真のビデオiPodをAppleがついに手にすることにもなる。
正確な詳細はまだ漠然としており、確実なのは、Appleがホリデーシーズンに間に合わせて古くなりつつあるラインアップを刷新するため2007年中に新型iPodをリリースする、ということだけだ。Appleは2006年第4四半期に、大幅な変更を加えることなく2100万台のiPodを販売しており、新デザインはアップグレードを促す可能性がある。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
Google Cloud が提案する、業務最適化と
イノベーションの実現ヒントが盛り沢山!
パナソニック エコシステムズの目指す社会を
実現させるための事業戦略とは
オープンスペースから小型クローズ空間まで
空気と水と光と香りで作る快適環境
録画したWeb会議で組織の情報共有を円滑化
営業活動に必要な機能を備えたベルフェイス