ビートレンドは8月23日、7月の携帯電話機種毎のインターネットアクセス状況について、調査結果を公表した。
同社の携帯電話向けASPサービス群「BeMss」を利用している約600社のモバイルサイトに対して、どのような機種からアクセスされているかを調査したものだ。調査期間は7月1日から31日までとなっている。
キャリア別のアクセス数を見ると、NTTドコモが過半数を占め、ソフトバンクモバイルの比率は7.7%と少なかった。ただしソフトバンクモバイルの比率は4月に比べて1ポイント伸びており、契約者数の増加に合わせてインターネット利用者が増えていることがうかがえる。
アクセス数の多い機種をキャリアごとに見ると、以下の通りの結果となった。NTTドコモ、ソフトバンクモバイルではシャープ端末が強く、特にソフトバンクモバイルでは、シャープ製端末が全体の47.8%を占めるという。auではソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが強い。
NTTドコモ(対象端末229機種のうちの割合)
au(注:対象端末164機種のうちの割合)
ソフトバンクモバイル(対象端末135機種のうちの割合)
このほか、HTMLメールの対応端末が全体の70.1%、Flash対応端末が92.2%、おサイフケータイ対応端末が64.4%となり、高機能端末が確実に利用されていることがうかがえる結果となった。
ビートレンドによれば、一般に公表されている機種ごとのシェアの場合、インターネット接続をほとんどすることのない古い機種の数値が実勢より多くなるという。また、特定の業種や業態に限定されると逆に新しい機種やサービスの比率が実勢より多く報告されがちとのことだ。BeMssは特定の業種や規模・サービス内容に偏っていなことから、モバイルサイトでプロモーションするために対応機種や提供コンテンツを検討していく上で、実勢に近い機種ごとのシェアが把握できるとしている。
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