ヤフーバリューインサイトは8月22日、同社が提供する生活者情報マーケティングデータサービス「C-NEWS」で行った、薄型テレビ、デジタルレコーダーに関する「基礎調査」および、テレビ視聴に関する「ライフスタイル調査」の結果を発表した。
調査によれば、現在保有している薄型テレビのメーカーは、シャープ「アクオス」が保有率43%でトップだった。以下、保有率14%で松下電器「ビエラ」とソニー「ブラビア」が同率2位で並んだ。
今後利用したいメーカーは、シャープがさらに6ポイントを伸ばし、約半数の49%となった。シャープ以外のメーカーは、その割を食う格好で、いずれも今後の利用意向で数ポイントずつ落とし、アクオスの独走態勢がさらに強まる可能性を示唆する結果になった。
各メーカーのイメージは、シャープが「性能が良い」「環境に優しい」で、ソニーは「デザイン性が高い」だった。
また、デジタルレコーダーについての基礎調査では、「ネットで調べて家電量販店で購入する」という購買行動が今後も増えそうな傾向にあることが分かった。規格が分裂している次世代DVDへのこだわりについては、「規格はどちらでも良い」との回答が約4割だった。
ライフスタイル調査で、テレビ視聴時間についてたずねたところ、平日は2時間半弱で、週末はそれより30分ほど長いことが分かった。また、オンエア時に「CMを視聴する」は44%で、録画時は10%だった。
調査は、ヤフーバリューインサイトのアンケートパネルで、薄型テレビ/デジタルレコーダーについては、薄型テレビ/デジタルレコーダーを保有する20歳以上のインターネットユーザー、テレビ視聴については自宅でテレビ番組を見る15歳(中学生は除く)以上のインターネットユーザーを対象に、インターネットによるクローズド調査で行った。集計回答人数はそれぞれ1000人。
ヤフーバリューインサイトでは、今回の調査の結果データをパッケージングして販売するとしている。販売価格は30万円。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス