「D40」発売から4カ月経らずで発売された「D40x」だが、そのシルエットはまるで「D40」そのものだと言える。事実そのボディサイズはまったく同じだ。「D40x」の重量が「D40」に較べ20g増しているのだが、その違いはほとんど判らない。つまりその進化は内面におけるカメラの高性能化だということになる。
背面のデザインも「D40」と同じ。搭載されている液晶画面は2.5型約23万画素となる。撮影された画像を表示させるととてもクリアで見やすい。色見も自然でとても好感がもてる。
この「D40x」を実際に使ってみると、そのキビキビとした反応や成熟した操作系が完成度の高さを思わせる。エントリー機でありながらこの完成度を持ってくるところがさすがニコンというところだろう。また小型なボディでありながらもしっかりとしたグリップが備えられており、これにより望遠レンズを装着した時などには程よいバランスを保つことができる。
「D40x」の操作系はいたってシンプルだ。「D40」の操作系をそのまま継承しており、この2台を平行して使用してもまったく違和感はない。各種撮影モードの切り替えは軍艦部にある撮影モードダイヤルで切り替える。カメラ設定は背面液晶に表示される情報画面にて確認できる。これは「D40」より採用された表示方法だ。画面デザインは「クラッシックデザイン」「グラフィックデザイン」「壁紙デザイン」の3種類が用意されている。また情報画面から各種設定の変更画面へとアクセスできるので、画面を見ながらスムーズにカメラの設定を変更することが可能だ。
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