東芝は8月20日、AVノートPC「Qosmio」シリーズと「dynabook」の新製品5機種14モデルを発表した。8月24日より順次発売を開始する。東芝の2007年秋冬モデルの特徴は、ホームネットワークとAV機器との連携の強化だ。
フラグシップモデルである「Qosmio G40/97D」では、「レグザリンク」と呼ばれる新機能に対応。同社の液晶テレビ「レグザ(REGZA)」とQosmio G40/97DをHDMIケーブルで接続すると、Qosmio内のカメラやビデオ映像や音楽などをレグザで視聴したり、同社のHDD&DVDビデオレコーダー「ヴァルディア(VARDIA)」で録画した映像をQosmio側から見たりできる。操作も、レグザのリモコンで、Qosmio本体の電源のON/OFFや、AVコンテンツの操作が可能だ。
このほかにも、G40とF40シリーズには地上デジタルTVチューナを2つ搭載したPCモデルが登場。F40には今回から新たにHD-DVD-Rモデルが追加された。DVD視聴時のセリフや音をより聞き取りやすくするソフトウェア「MAXX Audio」も搭載され、AV機能を強化したPCラインアップとなっている。
なお、OSは全機種にWindows Vista Home Premiumを採用。Vistaの操作ガイドや動画で学べる独自ソフト、ブラウザ上で探したい語句を選択してメニューを選ぶだけで、文字を入力せずに検索できる「ささっとサーチ」などが標準搭載されている。
東芝では、ノートPC市場が好調なことから、ノートPCとしての使いやすさや先進性などを強化し、さらなる市場拡大を狙う方針だ。新ラインアップは下記のとおり。
●Qosmio G40 シリーズ(9月上旬発売)
・Qosmio G40/97D:市場想定価格 40万円前後●Qosmio F40 シリーズ(8月24日発売)
・Qosmio F40/88DBL: 30万円前後●dynabook TX シリーズ
・dynabook TX/68D: 22万円台半ば●dynabook AX シリーズ
・dynabook AX/55D: 16万円前後●dynabook CX シリーズ(9月中旬発売)
・dynabook CX/47D: 20万円前後CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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