ヤフーは8月20日、オンライン決済代行サービス「Yahoo!ウォレット」の外部サイトへの提供を開始した。
Yahoo!ウォレットは、Yahoo! JAPAN内の有料サービスやコンテンツ代金の支払い情報を安全に保管し、オンライン決済時における住所やカード番号などの個人情報の入力の手間を省くサービス。
今回のサービス拡張により、Yahoo!ウォレット利用者は、Yahoo! JAPAN以外のサイトでも個人情報を入力する手間なしにインターネットショッピングなどでオンライン決済を利用できるようになる。クレジットカード番号などの支払情報は、Yahoo! JAPANで管理するため、店舗側に情報が漏れる危険性もないという。
また、Yahoo! JAPAN IDを共通のアカウントとして使用できるため、複数の店舗での購入履歴も一括して管理することができる。
Yahoo!ウォレットを決済サービスとして導入した企業の商品には、Yahoo! JAPANの商品検索の表示結果に「Yahoo!ウォレット対応マーク」が表示される。今後は、Yahoo!ウォレット対応の商品だけを検索できる機能などを順次提供するとしている。
なお、同サービスは、現時点では「Yahoo!ショッピング」に出店している企業のみへの提供となっているが、今後、一般企業にもサービスを拡大するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果