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すべての基本は期待に応えようとする誠実さ—“携帯放送連携”仕かけ人の素顔(第1回:大森洋三) - (page 4)

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日本のケータイを世界のサービスへ

--これまでの経験を生かして望む、「ZINGA」。いよいよ経営者としての大森さんの腕の見せどころですよね?

 モバイルにおけるビジネスユーザー向けの市場には大きなオポチュニティがあります。通信、ハンドセットに関して日本は、世界的なシェアは低くなってきていますが、サービスに関しては少なくとも他国に比べて18カ月のアドバンテージがあると考えています。携帯電話を買い替える周期が18カ月、そして今後はiPhoneの動向も無視できません。

 「折角世界に通じるサービスがあるのに、ここで勝負しない手はない」と思っています。否定的な意見も聞こえてきますが、i-modeだってスタート当初は否定され続けてきました。しかし、今はどうでしょうか。

 個人情報流出が問題視されるこのご時世で、営業マン一人ひとりが数百の個人情報を無防備に持ち歩いていることは問題だと思いませんか?

 だったら、SaaSモデルで、携帯電話をシンクライアント化し、欲しい情報はネットに置いておく。特に携帯電話における情報技術はセキュリティが高いですからね。ですから、ZINGAは世界規模のサービスとして展開したいと思っています。

--情熱的に今のお仕事を語る大森さんに、超プライベートな素朴な質問をさせて下さい。僕は、人が本から影響を受けることは多いのではないかと思います。逆に言えば、その本からその人の人柄が見えるのではないか。そこで、大森さんの何度も読み返すお好きな本を教えてもらえませんか?

 僕は乱読派なんですよね。でも、何度も手にする本があります。

 それは岩波新書から出ている「メキシコからの手紙」(著:黒沼ユリ子)で、黒沼さんはメキシコで生活しているバイオリニストです。そこでは、著者のアーティストあるいは海外在住者としての喜びや葛藤、たくましい生きざまが綴られています。

 この本を読むと、ヤマハの看板で海外を渡り歩いた若かりし頃の自身の挑戦や苦悩が、鮮明に思い起こされるんですよね。

--それでは、好きな人・影響を受けた人はどうでしょうか?

 昔から影を追っているのが、ホンダ(本田技研工業)の藤沢武夫さんですね。

 車が好きで興味を持ったホンダ。そのホンダの創業者である本田宗一郎さんを影で支えた人です。どういう社会人になりたいかと思った時に思い出したのが、この藤沢武夫さんでした。

--最後に、没頭する趣味があったら教えて下さい。

 趣味は今しか出来ないものより、長く続けられるものがいいですね。今しか出来ない趣味だと、出来ないことがストレスになりますから。 

 僕の趣味はフライフィッシングです。仕事や日常を忘れて、一日中、魚のことや釣りのことを語り合う時間をとても大事にしています。

 コダマンも釣り好きなら、今後、一緒に行きましょうよ!

--渓流釣りは魅力的ですよね!是非ご一緒させて下さい!

Venture BEAT Project
こだまん(児玉 務)

1997年日本アイ・ビー・エム入社。ベンチャー企業との協業、インターネットプロバイダー市場のマーケティングを経て、2000年よりナスダック・ジャパンに出向し、関東のIT企業および関西地区を担当。帰任後は、IBM Venture Capital Groupの設立メンバーとして参画し、その後退職し米国へ留学。パブリックラジオ局(KPFA)での番組放送の経験を得て帰国後の現在は、「“声”で人々を元気にする」をモットーにラジオDJ、イベント司会、ポッドキャスティングの分野で活動中。「Venture BEAT Project」プランニングメンバー。好きな言葉は「アドベンチャー」。

ブログ:「Edokko in San Francisco 2007

趣味:タップダンス、ビリヤード、会話、旅、スペイン語

特技:アメリカンフットボール、陸上競技100m

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