日産自動車は米国時間8月7日、米国で販売される日産車の一部に、2008年までに新型の自動緊急ブレーキシステムが搭載されると発表した。
このブレーキシステムは、アクセルペダルと連動して、ドライバーが衝突を避けるのに役立つという。
Associated Pressによると、車に搭載されたスピードや車間距離のセンサーが衝突の危険を感知すると、アクセルペダルが少し持ち上がり、ドライバーに警告するそうだ。これに反応してドライバーがアクセルペダルから足を離すと、車は、ドライバーがブレーキを踏むのを待たずに自動的にブレーキをかける。
しかし、最終的に車をコントールするのはあくまでもドライバーで、警告の後にアクセルを緩めるか、そのままのスピードで走行を続けるかは、ドライバーの選択による。
この新しい安全装置がついた車は、日本では2007年中、米国内では2008年に販売が開始される見通しだという。
この発表より前の8月6日、日産はカリフォルニア州の排出ガス規制基準(Super Ultra Low Emission Vehicle:SULEV)に適合する、よりクリーンなディーゼルエンジン技術に資金を投入しようとしていることも明らかにしている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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