日立コミュニケーションテクノロジー(日立コム、青木榮司社長)とイスラ エルのアルバリオンは8月7日、モバイルWiMAX技術を用いた広帯域移動無線ア クセスシステムを共同で開発することで合意したと発表した。
今回の共同開発は、アルバリオンのOFDMA基地局技術と、日立コムの移動無 線向システム制御技術を組み合わせて、キャリアグレードモバイルWiMAXシス テムの早期商用化を目的とする。
アルバリオンはブロードバンドワイヤレス市場で培った技術をベースにOFDMA技術を駆使したモバイルWiMAX基地局の先行的な開発を行っている。一方、日 立コムはCDMA2000 1xEV-DO方式をベースとした3Gモバイル高速データ通信シス テムをいち早く実用化、セキュアな移動管理技術、高品質ハンドオーバー技術 について豊富な経験を持っている。この両社の技術、経験を融合させることで、WiMAX最大の課題である手軽さと高品質の両立が可能になる。
日立コムは今回の共同開発により、次世代ブロードバンドワイヤレス分野で のグローバルな拡大を目指す。
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