1kg以下のワンセグ搭載UMPC--工人舎「KOHJINSHA SH」シリーズ - (page 4)

工人舎
内容:工人舎から、超小型PCのSHシリーズが発売された。工人舎といえば小型で安価なSAシリーズが評判だが、今回はインテルのUMPC向けプラットフォームを採用、Windows Vistaを搭載して登場した。1kgを切る重さや最低構成で10万円を切る価格、画面を反転できるコンパーチブルデザインはSAシリーズそのままに、タッチパネルやワンセグ受信機能の搭載など、機能面でも進化している。

タッチパネルは搭載するが、スタイラスペンの収納場所がない

 画面にはSHシリーズからタッチパネルが備わった。タッチパネルがあることで画面表面に1層加わっていることを感じるが、画面が大幅に見にくくなることはない。

 スタイラスペンは付属するものの、本体に収納スペースがないのでスタイラスペンの持ち歩きには少し工夫が必要だ。なくてもマウスカーソルなどですべての操作は可能だが、やはりスタイラスペンはあったほうが良く、前述のようにマウスカーソルの利用が慣れが必要な状態では、スタイラスの利用が有効だ。

 さらに、Windowsのスタートボタンを押すような場合は、マウスカーソルと違い、ダイレクトに押したい場所をタップすることで、すぐに利用できる。付属のものの持ち運びが不便と感じるなら、ボールペンとスタイラスペンが一体になっているものなど、サードパーティ製の自分に合ったものを使うと便利だろう。

ワンセグ視聴は付属のアンテナを装着

 ワンセグ視聴時には、付属のアンテナを装着する必要がある。広告写真などを見た限りでは、液晶画面内に収納され、必要に応じて伸ばすように見えるが、実際にはキャップをはずしてアンテナを取り付ける必要がある。

 せめてつけっぱなし状態でも持ち歩けるような形状であればよかったのだが、そうではない。出先でワンセグを見る予定があれば、アンテナを別に持ち歩く必要があり、紛失などのリスクを覚悟しなければならないのは残念だ。また、感度も手持ちのNTTドコモの「P903iTV」と比べると若干劣っていると感じた。

  • ワンセグの視聴時には、フタをあけてアンテナを装着する

  • ワンセグ視聴用のアプリケーション「Digibest TV」

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