ZINGAは7月30日、日本ベリサインなど4社を引受先とする第三者割当増資を実施し、シンクライアント型セキュリティサービス「Zinga」の事業拡大を図ると発表した。
ZINGAは、インデックス・ホールディングスとサイボウズが2007年3月に設立した、ユビキタスプラットフォームでシンクライアント型セキュリティサービス「Zinga」を提供する会社。顧客データや電子メールなどの記録情報のすべてをサーバーに保存することで、携帯端末を紛失した場合の情報漏えいのリスクを低減することができる。
今回、日本ベリサイン、ネットインデックス、日本ベンチャーキャピタル、インデックスHDを引受先とする、総額1億8038万円の第三者割当増資を実施する。各社が提供するセキュリティやマーケティング、モバイルコミュニケーションなどと連携することで、さらなる事業拡大を図る。
今後は、経済産業省の個人情報ガイドラインなどで従来以上の対応を求められている携帯電話の情報管理等の分野において、今回の事業パートナー各社との連携を深めることで、情報セキュリティの確立に積極的に取り組む企業、プライバシーマークおよびISMS取得事業者と取得準備企業2万社を初期ターゲットとして営業展開を推進していくとしている。
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