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モバゲー激似のプチゲーフレンズ--批判、皮肉、憶測が渦巻くそれぞれの主張 - (page 2)

鳴海淳義(編集部)2007年07月26日 17時28分
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プチゲー批判ブログ、削除要請はあったのか

 モバゲータウンとプチゲーフレンズの類似性について言及するブログへのリンクを集めた、“まとめサイト”も登場している。このサイトから貼られているリンクの中で最も興味深いのが、モバイル系ベンチャー企業のアサップネットワークの代表取締役である西山圭氏のブログ「五反田ではたらけ!五反田社長の日記」だ。

 2007年7月3日付けのエントリで同氏は、プチゲーフレンズについて「このサイトは21世紀に最も感動したコンテンツです」と評価する一方で、モバゲータウンとプチゲーフレンズのスクリーンショットも掲載し、「※すいません、なんか別のサービスの画像も混じってしまいました。でも、誰が見ても区別できますから大丈夫ですよね!!」とオチをつけていた。

 このエントリはすでに削除されているため読むことはできないが、一部ではウェブドゥジャパン側が削除要請をしたのではないか、という憶測も飛んでいる。西山氏の7月7日のエントリーに「昨日、WebDoJapanの小渕社長、古瀬取締役と直接ご挨拶する機会がありました! 小渕社長には『頑張って当社の売上を超えて下さい』という激励をいただきました。Blogについてもご意見をいただきましたので、ちょっとエントリを変えてみました」という記述があるからだ。

 実は7月6日から7日にかけて開催された「モバイル・ビジネス・サミット 2007」で、アサップネットワーク代表取締役の西山圭氏とウェブドゥジャパン代表取締役社長の小渕宏二氏が顔を合わせていた。

 この場で当該ブログエントリの削除が要請されていたことが、他の参加者に目撃されている。ユビキタスエンターテインメント代表取締役社長の清水亮氏は自身のブログで「セミナーの懇親会では、五反田社長がこの人にブログ記事削除を強く要請されていた光景が印象的でした」と書いている。

 五反田社長とは西山氏の別名だ。そして文中の「この人」という部分からはウェブドゥジャパンの小渕社長のブログにリンクが貼られている。また別のエントリでは「裸の王様を指さして笑った子供に、感謝する王様と『削除しろや』と数人で取り囲んで強く要請(激励?)する王様の二種類の王様が居て、僕はただそれを眺めていた無害な聴衆に過ぎませんでした」とある。

 果たして削除要請はなされたのだろうか。そしてその際に西山氏を数人で取り囲んだというのは本当だろうか。

 この点をウェブドゥジャパンの櫻井氏に確認してみたところ、「削除要請ではないです。おそらくモバイルビジネスサミットのときにあった話のことを仰ってるのかもしれませんけれど。それについてお話をしますと、当社は似ていることについて何か言ったわけではないです。ただ、おそらく面と向かって宴会の席での出来事ですので、取り囲んでというか、結果的に取り巻きができたというのは事実でしょうけど」と述べる。

 「似ているという話について削除要請はしておりませんし、当社のサービスに関して、『五反田社長さま』に対してブログ掲載の意図を問うたわけではありません。あくまでも、当社の企業理念や行動規範という当社で最も大切にしているものについても言及され、皮肉をこめて語られていたことについて、その意図を確認したということです」(櫻井氏)

 ウェブドゥジャパンの企業理念は「7S」と呼ばれており、同社社員の行動を7項目に規定しているものだ。五反田社長の日記にも、削除前は下記のような内容で記載されていた。

 「企業ビジョンに『7S』というのがありますが、まさに今回のサービスこそ『熱い思いで』『MAXスピードの行動で』『やるべきことをあたりまえに』『誠実を基本として』『顧客・社員の満足を喜びとし』『世の中に驚きを与え』『堅実かつ安定している』 まさに7Sを体現したコンテンツだと思います」

 一見しただけでは絶賛とも皮肉とも受け取れる内容だが、ウェブドゥジャパンはこれを皮肉と見なしたようだ。

 五反田社長こと、西山氏にも聞いてみた。それによると、「ウェブドゥジャパンは否定したらしいですが、ブログ記事削除を依頼されたのは事実」と語る。さらにウェブドゥジャパン側は小渕社長を含む3名がその場におり、「小渕さんが自分の口で言われた」と西山氏は述べている。

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