カラーアイコンで表示されるメインメニューから、iPhoneに統合されたYouTubeプレーヤーを直接起動させられる。動画はYouTubeサイト上と同じ多くの項目、たとえば「Featured Clips」「Most Viewed」「Top Rated」「Most Recent」などで整理されている。投稿された日時や投稿者の名前といった動画に添付された情報は読めるが、コメントを読むことはできない。また、リアルタイムでYouTubeとの接続が更新されるわけではない。われわれも動画を投稿したが、それが表示されたのは数時間後だった。
iPhoneはGPSに対応しているわけではないが、「Google Maps」にアクセスできるウィジェットを備えている。出発地点と目的地を指示すれば、道路交通情報と合わせて道案内を表示してくれる。CNET編集部のオフィスを起点として、さまざまな場所への道順を試してみたが、道案内は正確だった。だが、GPS機能がないため、iPhoneが現在地を教えてくれることはなく、自分のいる地点は自分で見つけ出すより方法がないのが難点だ。
また、音声ガイドがないので、運転中は使いにくい。地図には、電話番号との連携機能があり、行きたい店や会社が見つかれば、数回スクリーンにタッチするだけで電話をかけることができる。表示している地域の衛星写真が見られるのも嬉しい。
そのほか、株価情報と天気予報のウィジェットも備えている。ティッカーシンボルを登録しておけば、株価の値動きや一定期間の株価チャートなどの情報が得られる。任意の都市について向こう6日間の天気予報を調べることも可能だ。これ以外にも、iPhoneで利用できるサードパーティー製のアプリケーションが各種用意されている。ただし、iPhoneにゲームは付属していない。
iPhoneについて以前から噂になり、非常に興味をそそられていた機能の1つに、ビジュアル化されたボイスメール機能がある。iPhoneではボイスメールもテキストメッセージのフォルダのような仕組みになっていて、音声メモに送信者の名前と電話番号、そして着信時刻を添えて表示する。さらに素晴らしいのは、聞きたい音声メモをリストから選んでスクリーンにタッチするだけですぐに聞けることだ。これでもう、自分の声を先に聞く必要はなくなる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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