キングソフトは7月19日、同社が販売する総合セキュリティソフト「Kingsoft Internet Security」が無料で利用できる「Kingsoft Internet Security free」の提供を開始した。キングソフトまたは提携パートナー各社のウェブサイトよりダウンロードできる。
Kingsoft Internet Security freeは、ソフトのインターフェース上などに提携パートナーの広告を表示させることで、有料版のKingsoft Internet Securityとまったく同じ機能が無料で利用できるというもの。ユーザーがインストール時に入力した基本属性などに基づき、アップデート受信時にも広告を表示するほか、適宜ポップアップ広告を表示する。
広告配信は、オーバーチュアやアフィリエイト広告企業などが担当し、ポータルサイトや専門サイト、DVDマガジン、ISPなどの提携パートナーが、自社の会員に対するディストリビューションを行う。
従来の6カ月試用版は、9月3日から「Kingsoft Internet Security free」に統合するとしている。
また、キングソフトは19日、マイクロソフトオフィスとの互換性を持つ統合型オフィスソフト「Kingsoft Office 2007」の最新版となるVer1.2の提供を開始した。今回のバージョンアップでは、図のツールバーにグラフィックスを透明な色に設定するなどの機能が追加されている。
さらに、マクロ機能に対応したVBA(Visual Basic for Applications)対応版の販売も開始した。オンラインダウンロード価格は5480円。
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