「キングソフトオフィス2007」のオンラインバージョンアップサービスが開始

 キングソフトは5月8日、「キングソフトオフィス2007」に関して、ユーザーの意見を反映した新機能を追加・修正するオンラインバージョンアップサービスを、5月7日から開始したことを発表した。

 キングソフトのオンラインバージョンアップサービスは、ユーザーからの意見・要望によって新機能を追加・修正し、定期的に無料でインターネットを通して提供するというもの。

 キングソフトオフィス2007は、マイクロソフトオフィスとの互換性をもつ統合型オフィスソフトで、2月から販売を開始。ワープロソフトの「Writer」、表計算ソフトの「Spreadsheets」、プレゼンテーションの「Presentation」の3つで構成される。Windows Vistaにも対応し、価格はダウンロード版で4980円となっている。

 今回、Writer・Spreadsheets・Presentation共通のバージョンアップとして、グラフィックス関連機能を強化。ドラッグ&ドロップでグラフィックスを挿入できるようなった。また、グラフィックスを変更する場合は、挿入されているグラフィックスを右クリックでメニューから「他のグラフィックスに変更する」を選択して変更できるようになった。

 Writerには、英文入力補助機能を追加。英文入力時、先頭文字を自動的に大文字に変更する機能を追加した。また、Writer起動時に自動的に日本語入力がオンとなるようになった。

 Spreadsheetsでは、ウェブからのコピー&ペースト機能を強化。HTMLの表をコピーして貼り付けられるようになっている。また、関数にDAYS360、WORKDAY、EDATE、CONVERTなどを追加している。

 Presentationは、スライドショーを時間で自動設定するリハーサル機能を追加。テキスト内の文字をコピーして、ツールバーの編集、形式を選択して貼り付け、貼り付け形式で「Kingsoft Presentationデータ」を選ぶことにより、書式をそのままコピーすることが可能となっている。

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