Microsoftは、「Windows Home Server」をハードウェアメーカーにリリースしたことを発表した。これにより、Hewlett-Packard、Gateway、LaCie、Medionに加え、IomegaとFujitsu Siemens(この2社も米国時間7月16日にWindows Home Server搭載マシンを発売する意向を発表した。ただしFujitsu Siemensは欧州のみ)は、 Windows Home Server搭載ハードウェアを今四半期中に発売できるようになる。
Windows Home Serverは、家庭内でバラバラに管理されているさまざまなメディアファイルの管理を支援するための製品。使い易いインターフェースを搭載し、これまで複数のPC間を探し回っていた写真、音楽、ビデオファイルを一元的に整理したり、利用したりできるようになる。さらに、Windows Home Serverには、インターネットに接続されたどのPCからでもアクセスできるように、ウェブベースのクライアントも用意されている。
Microsoftには現在、Windows Home Serverをスタンドアロンのソフトウェア製品として販売する計画はない。これを入手するには、前述の同社ハードウェアパートナーのいずれかからフル機能搭載のサーバを購入する必要がある。ただし、Windows Home Serverのハードウェア要件は比較的低い。必要なのは、ハードディスクと、通常のPCに求められるような最低限のスペックだけとなっており、マウスやキーボードは不要だ。大容量のハードディスクを付けない限り、Home Server搭載ハードウェアの価格は基本的なホームデスクトップのそれを大きくは上回らないと思われる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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