Web 2.0の挑戦者:個人対個人のオンライン融資コミュニティLending Club

文:Emily Chang 翻訳校正:吉井美有2007年07月17日 12時00分
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Lending ClubのRenaud Laplancheがメールでのインタビューに応じてくれた(2007年6月2日)。

Lending Clubはどのようなサービスを提供するWebアプリケーションですか。

 Lending Clubはオンラインの融資コミュニティで、ユーザが銀行をバイパスして互いに融資しあうことで、有利な利率を実現することができます。協力し合うことで、メンバーは銀行よりも有利な利率で資金を借りることができ、また銀行口座よりも高い利率で貸し付けを行うことができるのです。このサービスはFacebook限定で、2007年5月24日に操業を開始しました。

このプロジェクトを始めたきっかけは何ですか。

 1999年にわたしが最初の会社を始めた時、自分のクレジットカードで初期経費のいくつかを決済しました。数カ月後に2万ドルをカードに入金したのですが、信用度が高いにも関わらず18%もの利息を払わなくてはならないことに気づいて驚きました。わたしには低い利率の商品を探して回る時間もなければ、細かい契約を読む時間もありませんでした。代わりに、何人かの友達が10%の利率で必要な資金を貸してくれることになりました。この経験が、Lending Clubの基本的な原則の元になりました。

 多くの人は、個人ローンやクレジットカードで高い利息を払っています。これは、彼らがよりよい利率のものを探して比較する時間がなく、隠れた手数料や紛らわしい用語を持った商品ばかりに埋もれているからです。

 技術を使うことによって、ソーシャルネットワークとオンラインコミュニティを通じて貸し手と借り手をマッチングし、身元情報を結びつけることができます。この結びつきは貸し手側の信用と借り手の責任を築きます。

eVokeの運用や拡張にどのくらいの時間を割いているのですか。本業(day job)はお持ちですか。

 Lending Clubは2006年の夏に設立されました。これはわたしの日中の(そして夜の!)仕事です。

スタッフは何人くらいいるのですか。また、あなたの経歴をお聞かせください。

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 21人のメンバーがおり、今後6カ月以内に20人が加わる予定です。主なチームメンバー3人は、わたし(Renaud Laplanche)とJohn Donovan、Joaquin Delgadoです。われわれはLending Clubを設立する以前に、起業、金融業務、技術の領域で幅広い経験を積んでいます。わたしはTripleHop Technologiesを設立し、2005年にOracleに売却しています。John DonovanはMastercardのクレジットとデビットサービス関連製品の開発と運用を17年間経験しています。Joaquin Delgadoはわたしが以前興したTripleHopでの最高技術責任者(CTO)で、計算機科学のPh.D.を持っており、マッチングアルゴリズムとユーザープロファイリングを専門にしています。また、eBay、Oracle、Wells Fargo、Razorfish、Photobucketから来たチームメンバーもいます。

あなたの設計哲学は何ですか。

 われわれは複雑なアルゴリズムと安全性の極めて高い金融処理を使いながら、ユーザに対しては単純なサービスにしようと務めています。単純さと使いやすさが設計原理の中心です。

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