インデックスは6月27日、同社の子会社であるインデックスミーメディア、アドビシステムズ、カラージップジャパン、三菱商事の4社と、日本での「カラーコード」展開について業務提携したと発表した。
カラーコードは、カラージップジャパンが提供する次世代型2次元コード。5×5マスに赤・青・緑・黒の4色を配列して情報をコード化し、ユーザが携帯電話のカメラなどで撮影することで、コード化された情報を読み取ることができる。
従来の2次元コードと異なり、4色を配列するコードのため、文字や図柄などを4色で表現したデザインが可能。携帯電話による読み込みができるため、印刷媒体だけではなく、屋外広告やテレビ画面などの媒体に表示でき、クロスメディアプロモーションに活かせるとしている。
カラーコードは、アドビシステムズの「Adobe Illustrator CS3」の機能を使い、クリエーターがカラーコード用プラグインをインストールすることで、自らの手でカラーコードを発行することが可能になる。
三菱商事は、電子決済によるカラーコードの発行を担当。三菱商事の100%子会社であるエムシー・マーチャントサービスが提供する、EC決済システム「クイックコレクションサービス」を採用する。決済完了後、クリエーターはデザインを加え、コードがきちんと読み取り可能であるかを、ソフトウェアの機能を使って検証するできる。
インデックスミーメディアでは、このツールの販売促進や広告分野でのカラーコードの利用・普及に弾みをつけるため、プロモーションパートナーとして業務提携を行ったとしている。また、インデックスグループのさまざまな媒体へ、カラーコード利用を積極的に提案し、Illustrator CS3 プラグイン経由でカラーコードが決済されるようにプロモートしていくとしている。
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