デル、新型ノートPCを複数リリース

文:Dan Ackerman(CNET News.com) 翻訳校正:編集部2007年06月27日 12時42分

 Dellは米国時間6月26日、新型ノートPCをリリースした。同製品の情報は事前にリークされ、ネット上で活発に議論されたうえ、Dell自身も噂を肯定していたが、26日の公式発表会は十分注目に値するものだった。

Dellの新型ノートPC Dellの新型ノートPC
提供:Dell

 ニューヨーク市ヘラルドスクエアのMacy'sにおいて、ファッションショー仕立てでお披露目された新型ノートPCは、基本的にはDellの既存モデル「1505」および「1705」の仕様を踏襲しているが、新たにIntelの「Centrino Duo(Santa Rosa)」新プラットフォームや、802.11nサポートが追加されたものになった。デザインも、(Dellとしては)きわめて斬新と言える。そのほか新しく仲間に加わったのは、(今日では大半のユーザーが支持している)14インチ型のノートPC「Inspiron 1420」、高性能な「XPS m1330」、超薄型の上位機種である13インチモデルなど。全製品とも、26日から注文を受け付けている。

 Dell Inspiron 1520/1521:人気の高いE1505の後継機種である1520は、「Intel 965」チップセットとともにSanta Rosaプラットフォームを利用しており、CPUは「Core 2 Duo T7500」までアップグレード可能だ。また、802.11nをサポートし、オプションとしてBlu-rayドライブおよびEV-DOを選択できる。一方、1521モデルにはAMD製プロセッサが搭載されている。いずれのモデルも、ミッドナイトブルーからバブルガムピンクまで、さまざまな色が用意されている。価格は、1520が848ドルから、1521が749ドルから。

 Dell Inspiron 1720/1721:設定の自由度が非常に高いデスクトップの代替と評価されていたE1705の代わりに登場した1720は、1520と同様、プラットフォームがIntel Centrino Duoへアップグレードされており、ブルーレイドライブ、EV-DO、「Nvidia GeForce Go 8600」グラフィックチップをオプションで利用できる。デュアルハードドライブの搭載や、最大1920x1200の解像度も特徴的だ。1721モデルの方は、(読者の予想通り)AMDのCPUを使用している。色のバリエーションが豊富な点も同じである。価格は、1720が999ドルから、1721が899ドルから。

 Dell Inspiron 1420:15インチのノートPCは不格好で、もはや時代遅れになっており、めったに使わないという場合以外は、14インチモデルを選ぶユーザーが増えている。Inspiron 1420は、15インチモデルと同等のハイエンドCPUおよびビデオカードを搭載できるが、本体サイズは小さく、多くの人々に受け入れられる外観になっている。価格は799ドルから。

 Dell XPS m1330:DellのノートPC新ラインの目玉になるのが、初めてデザインに主眼を置いて開発されたと思われる、この13インチ型XPS m1330だ。薄さ、軽さともに、これまでの13インチ型システムの中で最高であるにもかかわらず、強力なCPUやグラフィックおよびネットワーキング機能は、14インチおよび15インチモデルにも劣らない。ディスプレイは、LEDバックライト式である。価格は1299ドルから。Inspiron全モデルのレビューは、ここから参照できる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ

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