動画共有サイトYouTubeで今、世界貿易センタービルへ旅客機が衝突した際のコンピュータシミュレーション映像が公開されている。この映像は、巨大構造物に旅客機が衝突した際に、その構造物がどのような動きを見せるかを研究しているエンジニアや科学者を支援する目的で制作されたものだが、恐ろしい映像であることに変わりはない。
2001年9月11日、世界貿易センタービルのツインタワーの北棟にアメリカン航空11便が衝突した。パデュー大学の研究チームは、科学原理や最新のシミュレーションコード、アニメーションコンピュータシステムを駆使し、衝突直後の0.75秒を再現している。
この映像では、Boeing 767の残がいが何度となく視聴者に迫ってくる。機体のみを使ったシミュレーション映像もあれば、機体を消去し、燃料や破片の動きを追跡できる映像もある。
また、ある場面では、北棟の中心骨組みへの損害に焦点が当てられているものもある。機体の通過後、それらの骨組みは、粉々に砕けたり、捻じ曲がってしまっている。
この映像の最後には、炎や燃料、残がい、機体の破片といったすべての要素が追加され、正確に惨事が再現されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したも のです。海外CNET Networksの記事へ
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